株主満足度より社員満足度

 

2012年9月8日、広島県中小企業家同友会広島安佐支部主催ので9月オープン例会に参加しました。

場所は安佐南区民文化センターで、講師は法政大学大学院教授坂本光司先生。

日本でいちばん大切にしたい会社*地域で輝くオンリーワンになるために*」と題し講演をしていただきました。

 

その中で特に印象深い言葉がありました。

それは本当の企業経営とは「五人に対する使命と責任を果たすための活動のこと」であると定義し、使命と責任とは永続的「幸福の追求」「幸福の実現」であり、五人とは

 

①社員とその家族

②社外社員(下請け・協力会社の社員)とその家族

③現在顧客と未来顧客

④地域住民、とりわけ障害者や高齢者

⑤株主・出資者・関係機関

 

そして、この五人の中で最もその幸福を追求すべきは、

はじめの四人、とりわけ「社員とその家族」であり、過去数十年にわたる調査期間と数千社にわたる調査データの分析結果でもある。

この原理原則に基づいて行動する会社は好不況に関係なく業績は伸び、原理原則に背けば短期的には繁栄するも長期的には必ず衰退する。

ゆえに現状の会社経営の危機を不況のせいにしてはならない。

 

厳しいけれでも問題解決能力を、自身のやり方ではなく、あり方を見つめなおす以外に方法はない。

情熱を込めて愛情をにじませながらの坂本光司先生のお話にとても感銘を受けました。

まだまだ私も未熟ですが今から一歩づつ歩んでゆきます。