広島平和記念公園の原爆慰霊碑前です。
小雪混じりの寒い朝となりました。
ちょうど一年前のあの日も冷え込んでいました。
今日は太光寺副住職100日供養のお礼参りに多くの方々が参列し、私も末席に加えて頂きました。
副住職は「私たちは車などの文明が生み出す利便性を享受して今日まで生きてきました。
その文明の利便性の延長が原発であり、その危険性により私たちは人間としての暮らしを営むことが難しくなっております。
3.11から私たちは文明から人と人との絆を結ぶ文化の力で次の世代に未来を託そうではありませんか。」という力強い言葉頂きました。
続いて広島平和文化センターのスティーブン・リーパー[Steven Leeper]理事長から「文化には戦争の文化と平和の文化があります。
みなさんはどちらを選択しますか?」と私達参加者にこれからの生き方を投げかけられました。
私たちは3.11を契機に大きく変わったと思います。いろいろな意味で。もう3.11以前には戻れませんし、戻る必要もないのです。
未だに震災がれきの処分は遅々として進まず、被災地復興の妨げとなっております。
私たちの業界も協力したいし、その能力も十分あると思うのですが、政治主導は掛け声に終わり行政の判断は先送りという現状ではないでしょうか。
東北の生んだ民衆詩人、宮沢賢治の雨ニモマケズの石碑を奉納。
最後に。
太光寺さんからいただきました。かわいい地蔵さんですね。
ありがとうございます。